曇り空へと向かっている午後

暑がりの私にも今日はいつもより寒くて、外から室内に戻るとスグにエアコンをオン

ここ最近、冬にしては暖かな日が多かったから、これぞ季節を感じさせる１日でもあるなーと思いつつほんわか湯気の立つ緑茶を飲んでみたり

週末からの数日間、いきなり風邪引きで大変だったお父さんの看病をしていたお母さんのところまで労いも兼ねて朝にお出掛け

いつもより多く話を聞いてみたり、いつもより細かに動いてみたり

ほんの数時間だけだけど、顔を合わせた瞬間からに比べれば、ちょっぴりだけスッキリできた様な表情を帰り際には見ることができたので、安心してまたね

そんなことを思い返しながら、ふと、長生きしてほしいなとかな考えが珍しくじんわり浮かんできた

ぼんやりしながら自分にそれはなぜだろうと問うてみたけれど、お母さんの存在が消えてしまうと私が悲しく寂しくなってしまうからだけ、と言うわけではなかった

辛い悩みを抱えていたり強烈な状況を踏ん張っていたり不味い苦労をしたり

遥か昔の学生当時の私が記憶している元気はつらつで何でも笑い飛ばすようなお母さんも見えてはいないところでは大変だったのだろうと、ひとりの人間としても親としても今となってはしんみーり解る

そこから行き着いたのは、時間の流れと共にお母さんはもちろん年老いてしまって身体は若いときのようには動かないだろうけど、個人としての自由な時間もたっぷりある今だろうから、出来るだけしあわせで愉しい時間を長く過ごしてほしいなと

願いにも似てるような気持ちだけど、しあわせで愉しい時間そのものはなかなかダイレクトに提供はできなくても、最近はお母さんにもあまり良い報告ができることがなかった私は、なんだか反省しつつも、そのエッセンスとなるような言葉や話題を少しでも伝えてあげられるならいいのにと思えて、次に会えるときまで僅かでも自分を愉しませて過ごしてあげようかなと決めた昼下りでした

自宅までの道でまだ晴れていた空を撮影

緑茶も何杯か飲み終えたし、さあ、たのしみ探しでもしますかな

良い午後を

みいでした