深夜に体験談を少し
ちょっぴりひんやりで気持ちのいい深夜
今回は全消しになった引きこもり体験について軽くになるけど綴ってみようと思う
あれは確か成人してまだまだ若いもう遠い昔だけど、私自身が苦しむ過去のことについて母親と分かり合えなさ過ぎた理由から疎遠になったのをきっかけに、私も数年間かの引きこもりになっていたひとり
はじめは、自分には自分の家族も居るしこのままでも生きていける、なんて、強気で親子関係も破綻させたまま過ごしていたのだけど、どうも外出すると全ての人が外敵に感じてしまうくらいに心細くて、すぐ帰宅するパターンが徐々に増えてった
そのうち快適な自宅で閉じこもる始末
これでいいと開き直る自分、でもやっぱりこれではいけないとあせる自分、とで、内面が段々ややこしくなって不眠やらなんやら身体症状も悪化していたっけ
人の数だけそうなる理由は存在するんだろうし解決方法も違うだろうけど、このまま書き続けてみる
私の場合、みるみる時が過ぎたある日、もう被害者意識でいっぱいになっていた自分が抱える気持ちに当てていたスポットライトを原因の母親に向けてみた
子どもの頃には絶対的存在の母親も自分が産まれてから親としての1年生が始まっていた訳で、もちろん失敗もやらかしながらその時々の精一杯で向き合ってくれていたことや、ひとりの人間としても人生を生きてるんだなとか他にも色々と気付かされたりして、理解と納得から過去の出来事は段々許せるようになったりした
そうして自分自身の気持ちも少し整理整頓できてからペンを取る
親子関係を再構築していかないとお互いの為にいけない必要性と近況や伝えたい気持ちなんかを、もう何通だろうか判らないぐらいに手紙にして送った
そうして数ヶ月が経った頃に一方通行だった便りにいきなり返事が届く
手紙には一度会おうと告げられていた
その約束の日が久々になる私の外出であるし初めの第一歩だったので、とても勇気がいったっけ
訪ねた久しぶりの実家では面と向かって口数もお互いまばら
だからまだ便りは続けることにして、ぽつりぽつりと何度もぎこちないまま会う
その回数を重ねる毎にお互い自然と話せるようになった
それからは、自宅の郵便物を取りに行ってみたりからリハビリを開始して、慣れたら近所の自販機までジュースを買いに行ったりとかして徐々にではあったけど実家へ向かう他にも外に出れるようになって行く
あれから20年以上経過した今は、引きこもり状態から完全に脱しているし、ただ当然に娘をしていたときより思いやりに溢れた良い親子関係で居れて仲良しになれている
生きてると嫌なことも色々あるけど、その体験に恥じることなく結果として大切なものを学べてよかったなって今は思えてる
以上、深夜の体験談でした
ぐんなーい
みいでした