余裕の悲しみ
雲ひとつない空に輝く太陽
秋が来る前にいきなり大きな壁にぶち当たった
問題にスポットライトが当たるような出来事が昨日もあり、彼の考えを聞いて私もあれこれ悩んだり考えを巡らせたけれど、これは乗り越えられそうにもないまま素敵だった恋の終わりを素直に受け入れないといけなくなりそうだ
それは犯罪に直接関わるような性癖の問題であるのだけれど、彼はそれをある意味自分のなかで正当化している
露骨には記せないけれど、彼のしたいことは、ほとんど常識的にならファンタジーで止めておくようなこと
それを実際リアルに強要されてしまうからとても難しい
第一それに応じないと、私の彼に対する愛情や好きだという感情すら完全に否定されてしまい、説得してみたところで受け入れてももらえないのだから辛いものだった
それ以外は申し分のないとてもいい人なのだから、って自分をまやかしてしまったとするなら待っているのはいずれ逮捕されるような未来
好きだからといって、どんなことでも彼の言いなりになって叶えてしまうことや常識を逸脱したことすらダメだと言えず全てを飲み込んで理解納得してあげ行動することは、やっぱりいけないと思うし私にはできない
考えうる大きなリスクと引き換えに求められてしまう愛情表現、そこまでしないと理解してもらえないと言うのはどうだろう
ふたりにとって建設的な関係を築きたくてもそうできないだろうし、結局自分のなかで刹那的な気持ちしか残らなくなってしまうだろうから
それを除けば時間時間がキラキラと輝くように笑顔に溢れることのできた中身の濃い数ヵ月だった
ほぼ毎日を共に過ごして笑っていたのに残念なことだけど譲ってはいけないこともある
悪事を断った私がフラレそうという変な立場で、昨夜から足を踏ん張っている
こんなときに際立って自分の成長っぷりとか強さを知らしめられるのも皮肉に感じる
今や目も合わず口もきいてくれない異常事態で、まざまざと心の距離を引き離してきているのがわかる
自分が悪かったのならまだ出来ることも有るだけに辛い
まあしかし、泣かされたこともあったけれど笑顔にしてくれてありがとうと思うから感謝はそっと残していたい
これから先が私より数年短い彼は、いつか彼に合った人と巡り合えればいいのだろうしそれを追い求めていくのだろう
今日は何も撮影はしない
素敵だった夏はそうしてそっと幕を閉じそう
良い午後を
みいでした